読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

はちどりわ〜るど

それでも自分の人生に満足してるその辺によくいる外資系会社員 20代にてガン宣告。手術・抗がん剤を経て「若年性がんサバイバー」1年生。/ 「毒親サバイバー」/「性暴力サバイバー」/準ミニマリスト/日々色々勉強中 ブログで自分の幸せ&社会の幸せを考えながら生きるヒントを綴ります

【問題はウェルクだけではない】医療知識ゼロのその辺にいる元がん患者が伝えたい「ネット上の医療デマ」の話

こんにちわ。ハチドリちゃんは、元若年性がん患者です。がんと宣告されてから今まで様々なことを身をもって学習してきました。がん患者さん達は、ネットのデマに大なり小なり被害にあっています。この状態では、”今は健康”なあなたも犠牲者となる可能性があります。この状況は、けして無視することはできません。 

インターネット上の「嘘のかたち」は日々進化している

前回の記事にて、医療デマ情報にまみれた「WELQ」というヘルスケア情報のキュレーションメディアや、がん予防の効果が期待される食品をまとめた「デザイナーフーズという25年前の遺産」を、リソースも確認せず、2016年に記事として発行した情報サイト「マカロニ」の無責任さについて取り上げました。

これは一例であり、インターネット上では数多くの医療デマが、「知的な情報」として蔓延しています。

がんにまつわる食事療法や健康食品、代替治療をはじめとするビジネス、スピリチュアルな”治療”、東洋医学・西洋医学の誤解について考えていきたいと思います。

バランスの良い食事を摂る・自分の身体に悪影響を及ぼす食べ物を避けることが、食事療法

まず初めに、私達は毎日何千ものの食事成分を摂取しているため、

食生活とがんの関係を明確に理解することは、現時点の科学では不可能とされています。

 

菜食玄米(マクロビ)は、身体への良い影響は科学的に証明されていないだけではなく、闘病中に行うのは身体に悪影響ともいわれている

にんじんシュースを代表するゲルソン療法や、マクロビオティックを取り入れることで、自身の健康について前向きに捉える事ができる可能性はありますが、

このような食事方法は、がんを始めとする様々な病気を治すといったことの、科学的根拠はありません。

そればかりか、ただでさえ、がん治療中はかなりの体力を消耗させ、体重の減少もあるため、

このような食事方法を行うことで闘病生活に悪影響を及ぼす可能性も示唆されています。

※ネット上にも、バランスの良い食事と適度な運動についてまとめたサイトはいくつかありますが、大学病院等側が提供する、

より具体的な指導を受けられる講習会や、入院中に栄養士による指導を受けることができる場合もありますので、闘病中の方は問い合わせてみても良いかもしれません。

※マクロビオティックとがん治療に関しては、Cancer Research UKの記事:Macrobiotic diet | Cancer Research UKにて非常に分かりやすくまとめられています。

 

オーガニックは、特別身体に良い影響をもたらすという科学的根拠はない

前回の記事にて、”オーガニック教”と揶揄しましたが、最近特に、オーガニック食品を摂取することで健康につながるという認識傾向にあります。

有機農産物は、従来の農産物よりも栄養価が高いかについては、様々な議論があるようですが、

現時点で、オーガニック食品の方が、がんのリスクを軽減する、または病気を改善することに効果的であるという科学的証拠はありません。

意識することによって、自身の健康に対し前向きに考える事ができる可能性はありますが、”オーガニック”とされるものは、同時に高価である場合が多いです。

この”オーガニック農産物”によって、家計が圧迫されることもあるので、取り入れる場合は気をつけていきたいものです。

 

砂糖の摂取→がんになるとは限らない。

「がんになった人は、治りたかったら砂糖を摂取するべきではない。」「砂糖を取るとがんになる。」とネット上で、良く見かけます。

これは本当でしょうか。答えは違います。

病的に肥満になることによって、がんのみならず様々な病気にかかる確率が上がるのは事実です。

また、肥満の人の食事傾向は、砂糖を多く摂取しているということも分かっています。

つまり、”肥満体であること”と、”がん(病気)を患う”といった相関関係はあり、

また、”肥満体であること”と、”砂糖を多く摂取する傾向にある”という相関関係は、あるといえます。

そのため、”砂糖を摂取すること”と、”がんを患う”ことに、一見「因果関係がある」といったように見えますが、

実際は、「擬似相関」になります。*1つまり、砂糖を摂取することで、がんを患うといったことにはならないのです。

勿論、そこに相関関係がないから砂糖を沢山とっても問題ないというわけではなく、”バランスの良い”食事が重要です。

f:id:Hachidori:20161203220809j:image

糖分は、ソフトドリンクやデザートだけではなく、果物や野菜、牛乳などにも含まれています。

私達の体の細胞は、エネルギーのために糖分を必要としています。

つまり、体が正常に機能するためには、糖分は必要不可欠なのですが、ここで誤解が生まれる原因となるのが、「正常な細胞だけではなく、がん細胞も糖分を”摂取する”」点にあり、

これが独り歩きし、「砂糖はがん細胞を大きくする」という誤解に繋がるのです。

※ちなみに、私の体重は”身長に対する平均体重”より軽く、平均〜痩せ型体型です。日常的に運動もしていましたし、食事も特に偏っていたわけではありませんでした。

なぜ、私が若年層にてがんになってしまったのかということに関しては、誰も説明をすることはできず、特定し得ない様々な要因や”偶然”もそこにあるのです。

※食事療法とがんに関することは、American Cancer Societyの記事:Common questions about diet and cancerにて非常に分かりやすくまとめられています。

実用段階ではない海外の医療研究が悪利用され、行われる”がんビジネス”

基本的に研究結果が英語で記載されていることを良いことに、適当なことを書いている企業があります。

ここでは、ネット上で良く見られる嘘を紹介していきます。

 

「NK(ナチュラルキラー細胞)が、がん細胞をアポトーシス」を謳い文句に、高額な免疫療法を売りつける、がんビジネスこそ、”アポトーシス”されるべき

「NK(ナチュラルキラー細胞)が、がん細胞をアポトーシス」:

がんを患ったことがない方や、がん患者さんがご家族にいない方は聞き慣れない言葉かもしれませんが、

免疫を上げることでよく使われる慣用句のようなものです。

NK細胞は、ウイルス感染や細胞が悪性化してしまった際に、攻撃を行うとされる免疫細胞のことであり、”アポトーシス”は、簡単に言うと”細胞死”という意味となります。

つまり、「あなたが、がんになってしまったのは免疫力が低いため、NK細胞が機能しなかったのが理由です。

そのため、こちらの◯◯◯を摂取してNK細胞を活性化させ、がん細胞をアポトーシス『自分の自然の力で排除』しましょう。」

と謳い、商品を売りつけています。 

まず、NK細胞による研究は、患者自身のNK細胞を使用したものはありません。

ここでも、自身の免疫力を高めてNK細胞を活性化し、がんを撃退するという謳い文句に嘘があることが分かります。

ドナーによってNK細胞が提供され、がん細胞がアポトーシスを引き起こしたという研究結果が、いくつかの証拠と共にあるようです。

しかし、臨床結果は不規則であり、効果は非常に短い期間であったようです。*2

 

NK細胞免疫療法は、非常に有望ながん治療であるかもしれませんが

現時点では確立された治療法ではありません。

 

「高濃度ビタミンC点滴療法」は現時点で、第四の抗がん剤ではない

ビタミンCが身体に良いことは、周知の上ですが、ビタミンCとがんに関する研究では、治療上の効果の発表は、現時点ではされていません。

癌を治すことができるという証拠がないのにも関わらず、

悪質な代替治療クリニックは「第四の抗がん剤」として高額な治療を患者に売りつけている状態です。

化学療法や放射線療法などの他のがん治療との有効性を、高めるかどうかの研究を行っている段階ですので、

現時点で、この代替治療に手を出すことは、NK細胞免疫療法と同じく時期尚早といえます。*3

良く目にするフコイダンの効用は、現時点で科学的にナゾ状態

フコイダンは、わかめやこんぶ等の海藻に含まれている成分です。

このフコイダンを摂取することで、がんの治療に有効な効果をもたらすと、悪質な企業が宣伝を行っています。

「適切な抽出方法」にて、フコイダンを抽出し、患者に投与することで、化学療法等との併用で効果があがる可能性があるという研究報告がありますが、

現時点で、適切な用量と抽出方法は解明されておらず、臨床試験は完了していません。

さらに、純粋なフコイダン抽出物を多く摂取することは、身体に有害となる可能性があるという研究報告もあります。*4

「フコイダンを服用すれば、がんは治癒する」と宣伝する企業に、ろくな企業はいません。

 

デマに困っているのは日本人だけではない

f:id:Hachidori:20161205132942p:plain

上記のスクリーンショットは、Cancer Research UKの質問コーナー*5に、フコイダンの効能についての質問が投稿されています。

それに対して、一番のアドバイスはGoogle検索をしないことと、回答があります。

ネットによるヘルスリテラシーの低下は、けして日本人だけの問題ではありません。

ちなみに、私の主治医は、「異常な数値を出していた患者さんに話を聞いてみると、よく分からないサプリメントを摂取していたことが分かり、摂取を辞めた途端に数値が改善したことがあった。」と仰っていました。

このように、効果がある・効果がないといったことよりも、

身体に悪影響を与える可能性があることを、覚えておく必要があります。 

※様々なインチキ科学や民間療法は、桑満おさむさんが、「五本木クリニックの院長ブログ」にて取り上げられております。

 

インターネット上にある企業倫理に欠ける広告

前回の記事でも、企業に大きな責任はあると述べました。

例えばこちらの小林製薬株式会社の広告

追記:【冗談は製品名だけにして】倫理的姿勢を問うべく、小林製薬のカスタマーセンターに問い合わせてみた 

f:id:Hachidori:20161202085108p:plain

※この商品の実際の効用については、この記事では問題としません。

「がん」という言葉を検索しなければ、この広告は検索結果に出現しません。

この広告の悪質さは、過大広告を避けるために「がんが治る」といった謳い文句を入れない代わりに、「がん ばる人へ届けたい」と、

あえて、”がんばる”と平仮名にし、”がん(空欄)ばる”と表記、つまり、”がん”と”ばる”の間にスペースを開けることで、”がん”というキーワードを軸に、広告を出稿している点にあります。*6

また、がん治療の経験がない方や、ご家族にがん治療を受けた人がいなければ、分かりづらいものかもしれませんが、「苦しんでいる人のみ一目で分かる」写真付きです。

横に「あきらめない」という言葉とともに、どう見ても抗がん剤を投与中の患者さんが、医療用帽子を被って微笑んでいるようにしか見えません。

がん患者に商品を売るための必死さと狡猾さが垣間見れ、小林製薬株式会社の倫理的姿勢を疑います。

 

WELQ(ウェルク)だけではない。”情報サイト”の信用性の低さ

記事の内容が”医療デマ”に近く、大きな問題となり全ての記事が削除となった、ウェルク(DeNA社提供)だけではなく、インターネット上には、医療根拠や信用性の低い情報を提供するサイトが数多くあります。

例えば、こちらのがんに関する情報サイト、”がんになったら読むマガジン”ですが、掲載記事は雑なものが多いです。

「がんになったら読むマガジン」の雑な記事の一例:高濃度ビタミンC点滴はスゴイ!がん治療やアンチエイジングに7つの効果! ※高濃度ビタミンC点滴に関しては、上記に述べた通りです。

厳しい言い方をすると、”がんになっても、ならなくても読む必要はあまりないマガジン”といえますね。

この情報サイトの紹介として「難しい癌やその関連情報を分かりやすい情報として、そして客観公正な情報として発信していくWebマガジンです。」とあり、理念だけを読むと大変ありがたいものですが、

研究結果などの記事を書く際に出典元を明記することは最低限する必要があるのではないでしょうか。

また、こちらの医療情報サイト「いしゃまち」は医師による監修を一切行っていなかったWELQと違い、医師の監修の記事も多数ありますが、

「著作:いしゃまち編集部」によって作成された記事は、記事数を増やす意向が根底にあると感じさせる、雑な記事が数多く見られます。

「いしゃまち」の雑な記事の一例:がんとの付き合い方を考える。 ※”現在は免疫細胞の1つであるT細胞の働きを高めて効果を得る方法が主流”と誤解を生むような記載をしています。

議論が難しいのが、実際利用者にとって「役に立つ記事」もあるという点かもしれませんが、

こういった情報サイトに対し、多くの人は、「へ〜そうなんだ。」という反応を示し、信頼性のない医療デマをさらに広める結果となってしまいます。

”ホリスティック”でがんは治らないが、苦痛を緩和できることがある

ホリスティックとは、NPO法人 日本ホリスティック医学協会

によると、

健康な状態、病気の状態に関係なく、人間の「からだ」というものは、常に全体的にとらえる必要があります。ここで言う人間の「からだ」とは、肉体・精神・心・霊魂の総体であり、すなわち人間そのものを指します。ゆえに、健康、あるいは健康破綻としての病気について考えるということは、人間について考えるということです。 

とあります。

アロマ・ヨガ・気功・瞑想と色々ありますが、精神的な苦痛を緩和する効果をもたらすことがあります。

全ての人の精神的苦痛が緩和されるということではありませんが、大いに助けとなっている人がいるのは確かです。

本人が心地よく感じるものであれば、積極的に取り入れても間違いではないといえます。

 

”スピリチュアル的なもの”自体には害はない

何をもって”スピリチュアル”とするのかは難しく、スピリチュアルは、”霊性”として訳され、怪しさ度が非常に高く感じるものですが、スピリチュアルなものが精神的な苦痛を緩和する場合、害はないといえます。

例えば私は、宇宙という壮大さと人間の儚さに思いを巡らせながら、自分という存在を考えることで、感動を覚え、心に確かな平穏を感じています。

これはスピリチュアルな思考といえるかもしれません。

しかし、その「感動の思考」を利用し、”この壺を買えば幸せになる”といった典型的な怪しいビジネスや、がん治療の中には、パワーストーンを使用した”トンデモ治療”が存在します。

自分の気持に早くケリを付けたい、嫌な気持ちから解放されたいばかりに、焦ってしまい、論理的な判断が出来なくなることだけは避けたいものです。

笑うこと・ガンに感謝することにプレッシャーを感じる必要はない

これは、”民間治療”で精神的な面を支える言葉として、よく見るものです。

「当たり前」のことですが、笑うことは、”幸せの行動”ですし、精神的にとても良いですよね。笑うと気持ちも前向きになります。

しかし、笑いたくない時に無理に笑う必要はないのではと思います。

また、「ガンに感謝する」というのも、状況によっては苦しそうです。感謝することを自分自身に強要すると、心に負担を感じてくるものです。

人間誰しも、そう思わないとやっていけないというか、「附に落ちたい」「人生に意味を付けたい」と思うことは、普通のことだと思います。

もし、これを読んでいるあなたが、闘病で苦しみ、前向きに感じることができない、

どうしたら良いのだろうと悩んでいるのなら、その辛い感情も、紛れもない本物の感情であると、苦しみを感じているご自分を是非、肯定してあげて欲しいです。

感情を肯定することが、前を向ける一歩となるかもしれません。

前を向かなきゃ、ガンに感謝しなきゃとと「しなければならない」と、強迫観念を持って、必要以上に苦しむ必要はないのですから。

東洋医学と西洋医学は対立するものではない

アメリカドラマで見るがん治療の一コマ 

いきなりですが、ここで私が、大好きなアメリカのドラマ「ブレイキング・バッド」のシーンの一部をご紹介ます。

「ブレイキング・バッド」は、肺がんと宣告された、”しがない”高校教師が、家族にお金を残すためにドラッグを売りさばくという、世界中でヒットしたドラマです。

これは、肺がん宣告をされ、抗がん剤治療を行った主人公が、医師の診察を主人公の妻と受けている一コマとなります。(シーズン1 / 第7話”犯罪の境界線”より)

主人公の妻が、医師に治療に関して質問をします。

f:id:Hachidori:20161205180224p:plain

主人公の妻:Isn't there anything else we could be doing?

f:id:Hachidori:20161205180245p:plain

主人公の妻:I've been wondering about alternative medicine.

f:id:Hachidori:20161205180310p:plain

主人公の妻:I mean, Eastern Healing. 

f:id:Hachidori:20161205180336p:plain

主人公の妻:-You know, holistic.

f:id:Hachidori:20161205180600p:plain

腫瘍科の医師:Well I can't speak to its efficacy

f:id:Hachidori:20161202081837p:plain

腫瘍科の医師:but as long as it doesn't interfere with our treatment,

f:id:Hachidori:20161205180732p:plain

f:id:Hachidori:20161202082342p:plain

腫瘍科の医師:anything that helps my patient have a better outlook,a better comfort , is fine by me. 

画像の字幕では、若干訳が省かれているので再度、翻訳すると

「実際の効用については私は申し上げることはできませんが、現在行っている治療の妨げにならない限り、患者さんの見通しを良くし、気持ちを落ち着かせる物であれば、私は構いません。」

といったところでしょうか。

この医師は、専門外のことは分からないというスタンスを持ちつつも、自分にとって気持ちの良いものであるのであれば、問題ないというコメントをしています。

「このドラマの一コマ」を引用してお伝えしたいことは、

西洋医学と東洋医学は対立するものではなく、西洋医学で積極的な治療を受け、自身が納得できる範囲で東洋医学のアプローチを試してみるといった形が、

一番自然であるということです。

また、西洋医学は◯◯科といったように個々の臓器を診ているのに対して、東洋医学は、身体全体を統合的に診ているとされています。

なぜか頭痛がする・夜眠れない・冷えで辛いといった辛さに、

東洋医学からのアプローチで解消していることも多いのではと思います。

 

西洋医学は、西洋の人達が行っている医学ではなく、科学的手法を用いる医学

科学というものに、”西洋”・”東洋”は関係ありません。

研究結果に基づかせる科学的手法を用いながら、治療を開発しているのが、”西洋医学”といえるでしょう。

この”西洋”、”東洋”という対極の言葉を使用しているがため、大きな誤解を生んでいるといえるかもしれません。

 

科学的手法を用いる東洋医学は存在する

例えば、漢方薬ですが、がん治療で有名な病院、所謂”西洋医学”を行う病院にて、医師の判断により処方されることはよくあります。

実際私も処方されています。

これは、科学的手法を用い、データーの蓄積から、効用があると判断されているからでしょう。

勿論、漢方薬も効く・効かないといったことは、通常の薬と同様、個人差が出てくると思われます。

 

西洋医学が時に嫌われる理由

西洋医学が、時として人々から嫌われる対象となってしまうのは、Aという問題に対して対処すると、Bという問題(後遺症・合併症等)が出てきてしまうことが1つあります。

事実、がん治療の場合、「がん三大治療」によって、大なり小なり後遺症が発生してしまい、苦しんでいる人々は大勢います。

また、科学的手法をとっているからとはいえ、”完璧”ではありません。

それは、人間は個体で大きく差がある本当に謎が多い生物であるためです。

そして、どのような名医でも「大丈夫ですよ。治りますよ。」とは、絶対口にはしません。

医療に100%はないということは事実ではありますが、この事が、患者の精神をどれだけ追い詰めているかは、一人の元患者として痛いほど共感できるのです。

まとめ

こちらの記事にも書きましたが、民間治療やスピリチュアルなものに傾倒してしまう、「◯◯をしたら完治する」といった甘い言葉に惑わされてしまう私達は、けして責められない存在ではあります。

誰しもが治りたい、救われたい、よい人生を送りたいといった、切ない気持ちを持っており、現実を突きつけられると目を背けたくなるのが普通です。

しかし、希望を持つということと、現実を冷静に見極め、問題に対処するということは厳しいですが全く別の話となるのです。

とはいっても、科学だ、統計だ、生存率だと言われていては、心が疲れてしまいますよね。

一人の元患者としての私も、がん治療にまつわることだけではなく、沢山の落とし穴が至る所に潜んでいる世の中に疲れてしまうことがあります。

そんな時は、私は、ヒーリング・ミュージックが流れる中でヨガをしたり、整体でマッサージをしてもらったり、お風呂にゆっくりつかったり、映画を見て、思い切り笑ったり、アロマをたいて寝ています。癒やされますので。

あなたは、一人じゃない。皆でこの世の中を生きていきていましょう。

 

腫瘍内科医 勝俣さんによる「根拠に伴う」本気の反論↓

オススメ!の記事

www.hachidori-world.net

*1:相関関係は因果関係を含意しない (Correlation does not imply causation) 

*2:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3292871/

*3:High-dose vitamin C: Can it kill cancer cells? - Mayo Clinic

*4:Fucoidan and Cancer: A Multifunctional Molecule with Anti-Tumor Potential

*5:Anyone taking Fucoidan brown seaweed to help get through chemo | Cancer Chat

*6:このような広告は、種類としてはリスティング広告と呼ばれるもので、リスティング広告自体は詐欺ではありません。私達消費者がインターネット上で検索するであろうキーワードを、企業は購入し、”該当のキーワード”が検索された時に、広告が出現するといった、消費者にとっても企業にとっても効率の良いといえる広告手法です。